制御盤メーカー「制電社」の挑戦と変化─未来を切り拓くリブランディングの裏側

目次
広島県福山市にある株式会社制電社は、制御盤の開発から製造、販売までを手掛ける専門メーカーです。1981年の創業以来、安定した経営を続けてきましたが、時代の変化に対応するため大きな転換期を迎えました。
今回は、代表取締役社長 時實豊様に、会社の現状や課題、そして取り組んだ変革についてお話を伺いました。
安定経営から危機感へ、新規開拓の必要性を痛感
時實様以前は営業活動をしなくても経営が成り立つ状態でした。しかし、リーマンショック後の不況や中国との競争が激化する中で、このままでは会社が淘汰されるという危機感を覚えました。
そこで、新規開拓に注力することにしました。最初は中国で築いた人脈を活かし、東京や名古屋を中心に上場企業を訪問。自ら足を運ぶことで徐々に成果を上げ、現在の売上の約半分が新規のお客様からのものとなっています。

挑戦する会社への変革
時實様経営を引き継いだ時に考えたのは、「挑戦する会社」に変わることです。同時に、次世代を担う人材や経営者の育成も重要な課題でした。しかし、実際にどのような取り組みを進めれば良いのか分からず、迷う日々が続きました。
そんな中、ブランディングテクノロジー株式会社さんとの出会いが大きなきっかけとなりました。
「挑戦する会社」へ変革するためにリブランディングを実施
時實様ブランディングテクノロジーさんとの最初の打ち合わせで録音を提案されたのが印象的でした。その後、提案内容を聞いて驚きました。私が考える課題や目指す方向性が明確に整理され、具体的な解決策が提示されていたからです。
そして、その提示された解決策であった「挑戦する会社」へ変革するためにリブランディングを実施することにしました。社員全員が会社のビジョンを共有し、自分事として取り組めるよう、メッセージやロゴを新たに作成しました。

新しいロゴとメッセージが生む変化
時實様新しいブランドメッセージは禅の言葉「日々是好日」を採用。辛い日も楽しい日も一日を大事にするという意味を込めました。このメッセージが、社員の思考や行動の指針となっています。
また、ロゴは「挑戦」と「チームワーク」を表現するデザインに刷新。これにより、社内外での認知度が向上し、「面白いロゴですね」という声が名刺交換の際にもよく聞かれるようになりました。

会社全体が挑戦を重視する文化へと進化
時實様新しいホームページや販促物を通じて、会社のメッセージを発信した結果、採用面でも成果が出ています。厳しい条件にもかかわらず、多数の応募があり、応募者からは「会社のメッセージに共感した」という声も聞かれました。
さらに、社員の意識にも変化が現れています。新しいプロジェクトへの参加意欲が高まり、会社全体が挑戦を重視する文化へと進化しています。

「挑戦する会社」として前進し続けたい
時實様今回の取り組みを通じて、会社が一丸となり変革を進める力を実感しました。ブランディングテクノロジーさんのサポートがなければ成し得なかったと思います。これからも「挑戦する会社」として前進し続けたいと考えています。
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担当のコンサルタント

Y.SEIYA
事業推進室 Webブランディングプロデューサー
2014年新卒入社。営業所を立ち上げ4名体制まで拡大。800社以上の中小企業のWebブランディングに従事。現在は手掛けた実績を活かし、全国の中小・地方企業様のさらなる事業成長へ向け活動中。
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