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SNS広告でふるさと納税寄附額が1.8億円増加!事業者や商工会議所のモチベーションアップのきっかけにも

SNS広告でふるさと納税寄附額が1億8千万円増加!事業者や商工会議所のモチベーションアップのきっかけにも

地方の少子高齢化による税収減対策や地方創生を目的として、2008年より施行された「ふるさと納税」。
観光による増収も見込めなくなったコロナ禍において、地方自治体のふるさと納税に対する期待は更に高まりました。

一方で、人員やノウハウの不足している地域では、その集客や寄附額を増やすための新しい取り組みになかなか踏み出すことができないという課題もあります。多くの地方自治体がそのような課題を抱える中、佐賀県の有田町役場様と我々は、SNS広告を活用したプロモーションで寄附額の大幅な増加に成功しました。

この度は、その成功に至るまでの経緯と寄附額の増加が及ぼした、周囲への意外な影響について、有田町役場総務課の原口貴志様にお話を伺いました。

有田町役場 総務課
原口 貴志様(左)
当社担当者(右)

有田町役場
公式ホームページ:https://www.town.arita.lg.jp/main/1.html
有田町ふるさと納税特設サイト:https://furusato-arita.com/
ご利用サービス:デジタル広告運用

原口様が普段取り組まれているお仕事内容について、教えてください。

私は有田町役場総務課で主にふるさと納税に関わる業務を担当しています。
副担当として、防災業務も兼務しており、大雨や台風などの際には、避難所や災害対策本部の運営にあたっています。

有田町様のふるさと納税返礼品について、お聞かせください。

有田町は日本磁器発祥の町で、有田焼の食器や壺、お皿などを主な返礼品としております。その他にも、農畜産業にも力を入れており、棚田米やありたどり、ありたぶた、佐賀牛なども返礼品としてご用意しています。

有田焼

有田町の棚田米を育てる「岳の棚田」

人員が少なく、新しい取り組みができていなかった

弊社とお取引する前は、どのようにして集客施策や寄附額を増やす取り組みをしていましたか?

ふるさと納税の寄附者が最も集まる11月12月に集中して、新聞や雑誌といった紙媒体への広告掲載を行っていました。

紙媒体への広告掲載を行う中で、課題やお悩みはありましたか?

寄附額自体は毎年徐々にではありましたが、増えてはいました。しかし、4〜8月の間の寄附額が思うように伸びないという悩みはありました。

また、業務の面では人手不足という悩みに直面していました。有田町におけるふるさと納税の主な担当者は私1名で、他に会計年度任用職員の方が1名おり、その合計2名で業務にあたっています。

しかし、他の1名も他の業務を担当しながら、ふるさと納税関連業務に従事しているという状態でした。人員を増やすことも難しく、新しい取り組みになかなか乗り出せないという課題がありました。

有田町役場様の内部でふるさと納税はどのような立ち位置だったのでしょうか?

ふるさと納税で寄附が集まれば、行政として実施すべき事業ができて町は助かるよねという期待を持たれていました。

初めてのSNS広告実施の決め手は「スピード感と豊富なノウハウ」

期待はされていたものの、人員が少なく新しいことになかなか取り組めないという課題を抱えていた中で、弊社にお任せいただくに至った決め手は何だったのでしょうか?

ブランディングテクノロジーさんからオンラインで提案をいただく前に、営業担当の方とメールでやり取りをさせていただいたのですが、連絡が早く「スピード感があるな」と感じました。

また、プロモーションの実績や知見が豊富だと感じました。
提案時に「これまでに企業様のプロモーションを手掛けてきた中で蓄積されたノウハウが有田町様で活かせるかもしれません」という話をされていたのを聞き、任せてみようという決断に至りました。

初めてSNS広告での集客に取り組むに当たり、障壁や難しいと思うところはありましたか?

障壁等はありませんでした!私の上司もSNS広告の、掛けた費用に対してどれだけの人が広告を見て、クリックしたのかといったことが分かる点に期待していました。

どのようなターゲット層にリーチすればよいのか、どんな画像や広告文がターゲットに刺さるのか、といったことはよくわからなかったのですが、ブランディングテクノロジーさんはそこに対して豊富なノウハウを持っていたので、心配はありませんでした。

寄附の申込み件数が1.1万件、寄附額が1.8億円増加

実際にSNS広告を配信されてみて、原口様が望まれる成果は出ましたか?

昨年の9月からSNS広告によるプロモーションを実施したのですが、1年間で申込み件数が1.1万件、寄附額が1.8億円伸びました!更に広告配信以降、寄附額が毎月、前年同月を上回ることができ、全ての月で過去最高記録を更新することができました。

では期待を大きく上回る成果が出たんですね

はい、そうです!ただ、嬉しいことではあるのですが、とても忙しかったです(笑)

事業者や商工会議所など、外部のモチベーションを上げるきっかけにもなった

他に周囲の反応や、役場内でのふるさと納税への評価の変化など、良い影響はありましたか?

やはり寄附が増えるとそれだけ返礼品も多く発送することになりますので、返礼品を提供する事業者様も、ふるさと納税に対する本気度が高まったように思います。

「こういうお品が選ばれるならこのお品も出品してみようかな」という感じで、出品される返礼品の数が増えていきました。更に、新規で参入される事業者様も増えました。

私がふるさと納税担当になった当初、1,300点ほどだった返礼品が、今は2,000点を超えるようになりました。

返礼品を出品する事業者様にも影響があったんですね!

はい、事業者様だけではなく、有田商工会議所もふるさと納税に対してより力を入れていただけるようになりました。

商工会議所が返礼品を提供している事業者様に対してセミナーを開いたり、写真やライティングの専門家を派遣する制度が立ち上がったり、ふるさと納税専門のチームが組織化されるなど、本格的にふるさと納税対策を行うようになりました。

単に納税額が伸びるだけでなく、それが外部の組織が改革に動き始めるきっかけとなったのは、非常に良い影響だったと思います。

月に1度の定例会での情報交換が、お互いにいい影響を与えている

現状、広告成果面以外で弊社にご満足いただいている点、ここが嬉しい・一緒に仕事をしていて価値を感じるといった点はありますか?

月に1回、1時間ほどの定例ミーティングを行っており、前月の配信結果を踏まえてアドバイスがいただける点です。広告成果の報告の他にもこちらの近況についてお話するのですが、親身になって相談に乗っていただき本音でトークができる点も、一緒に仕事をしていて非常に価値を感じます。

やや雑談めいたところもあるのですが、こちらの近況報告をすることでそれが広告のヒントになったりすることもあったりします。

例えば、「今サイトでこんなイベントやっているんですよ」という話をすると、ブランディングテクノロジーさんが「それ、広告で宣伝してみましょう!」と言って実際に広告に反映させてくれたことがありました。すると、それが意外と広告成果に繋がったということもありました。

現在継続いただいているポイントや理由はありますか?

数値に結果が現れている点もそうなのですが、継続しない理由がないと思っています。ブランディングテクノロジーさんからは、ふるさと納税に限らず、時代のニーズや社会の動向を踏まえたアドバイスもいただいています。

毎年同じことをしていてもそれを受け取る側としては飽きてしまうと思っています。そこで定例会の場でこちらから「何か新しい面白いものないですかね?」と聞くと、アドバイスをいただけたりします。そしてその内容を商工会議所や、ふるさと納税業務のメンバーに話して還元するといったこともしています。

私たち有田町役場とブランディングテクノロジーさん、双方向の情報交換が、お互いに良い影響を与えているところは、今後も続けていきたいと感じています!

地域を盛り上げていきたい。パートナーとしてそれを応援してほしい。

原口様自身の今後、ふるさと納税にかける目標や想い、ビジョンがあれば、教えてください。

住民の皆さんと一丸になって地域を盛り上げたいと思っています。今後、地方はどうしても少子高齢化で税収の落ち込みは避けて通れないと予想しています。しかし、税収が落ち込めば、住民サービスの質も下げて良いのかというと逆で、よりきめ細かな、地域に密着したサービスが更に求められる時代になるのではないかと考えています。

また、コロナ禍以降、ふるさと納税は自治体への寄附の他に、事業者支援の側面がより強くなっていると感じています。やはり、人口が減少していくと、その地域だけではものが売れなくなるので、地域外の人へ売っていくことが重要と考えています。そのことは、地元で家業を継ぐ、起業する人材の育成にも繋がると思います。

ふるさと納税となると、モノの話になってしまいますが、これからは、それをきっかけに有田町へ訪れていただき、実際の土地の文化や、自然、人に触れ合っていただき、応援してもらいたいと思っています。

最後に今後、弊社に求めることや一緒にやっていきたいことはありますか?

ブランディングテクノロジーさんには引き続き、専門的な分野のサポートをお願いできればと思っています。やはり、行政だけではマンパワーやスキルに限界があります。だからといって、地方は何もやらなくていいというわけではありません。

我々だけではどうにもできない専門的な分野のサポートを今後もお願いしたい。技術的な部分だけではなく、私たちが気づいていないような外部の視点からのアドバイスにも期待しています。

私たちのように行政やその地域だけを見ていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。新しいことを始めるにしても、行政は失敗ができないという難しい面もあります。そういった部分に対し、良きパートナーとして応援してもらえれば、新しいことにチャレンジする勇気が出ます。

担当者のコメント

住民サービス向上のため、そして事業者支援のためにふるさと納税の集客に力を入れる有田町役場様。
原口様のふるさと納税にかける思いが強かった分、人手やノウハウの不足という課題の解決に貢献できたこと、SNS広告施策により寄附額の増加も実現できたことを大変嬉しく思います。

有田焼を始めとした返礼品が、非常に魅力的でしたため、それを広告クリエイティブでターゲットにアピールできたことで、このような結果が出せたものと考えております。

これからも、広告成果にこだわった運用をしながら、パートナーという第三者の視点から、有田町の発展にお力添えができればと思います。

本記事をお読みいただき、ご興味いただいた方はお気軽にお問い合わせください。
ご状況に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

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