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厳選!BtoB向けブランディング支援・コンサル会社お勧め5選《2026年版》

厳選!BtoB向けブランディング支援・コンサル会社お勧め5選
ブランディングテクノロジー株式会社 経営戦略室 クリエイティブディレクター 松井 寛志

記事監修:松井 寛志
ブランディングテクノロジー株式会社
経営戦略室 クリエイティブディレクター
一般社団法人 ブランド・プランナー協会 代表理事
毎月ブランディング担当者様のための相談会を行っています!《詳細》

BtoB企業によるテレビCMや大規模なプロモーションを目にする機会が増え、BtoBにおいてもブランディングが必要だという認識が広がっています。一方で、言葉やデザインなど表面的な部分を整えるだけでは、成果にはつながりにくいのがBtoBブランディングの難しさです。

本記事でいうBtoB企業とは、企業や法人を主な顧客とする企業です。具体的には、素材・部品・機械などの製造業、建設・設備、IT・SaaS、物流、商社、人材、コンサルティングなどが挙げられます。ただし、同じ業界でも個人向け事業を行う場合があるため、業界名だけでなく「誰を顧客とし、どのような購買・承認プロセスを持つか」で捉えることが大切です。

BtoBでは、複数の関係者が中長期にわたって比較・検討し、社内承認を得ながら取引先を選びます。そのため、企業の強みを表現するだけでなく、「誰に、何を、どの接点で伝えるか」を購買プロセス全体で設計する必要があります。

本記事では、BtoB企業への支援内容、戦略から実行までの対応範囲、公開事例などを公式情報で確認し、特徴の異なる5社を紹介します。自社の課題に合うパートナーを絞り込む際にお役立てください。

このような方におすすめの記事です

  • BtoB企業向けのブランディング会社を比較している方
  • 自社の技術やサービスの違いを顧客へ伝えきれていない方
  • ブランド戦略をWebや営業活動まで実装したい方
  • 経営・営業・採用・組織を含めてブランドを見直したい方

BtoBブランディングで最初に理解したいこと

BtoBブランディングとは、言葉やデザインを整えるだけでなく、中長期にわたる顧客の検討・承認プロセスを捉え、複数の関係者に対して「誰に、何を、どの接点で伝えるか」を一貫して設計する活動です。

BtoBとBtoCのブランディングは何が違うのか

BtoBでも、企業への好意や担当者への信頼は意思決定に影響します。ただし、担当者個人の好意だけでは導入できません。社内の関係者へ説明し、比較・承認できる論理と根拠が求められます。

比較項目 BtoB BtoC
主な購買関与者経営、購買、利用部門、技術、現場など複数個人または家族
検討期間数カ月から数年に及ぶ場合がある比較的短い場合が多い
判断材料信頼性、専門性、導入効果、リスク、実績、継続支援機能、価格、感情的価値、利便性
主な接点Web、営業、展示会、提案書、事例、代理店広告、店舗、EC、SNS、口コミ
承認に必要な情報他の関係者へ説明・比較できる論理と根拠個人の納得や好意で決定できる場合も多い
合理的な差が小さくなるほど、ブランドへの信頼が決め手になる

選定初期は、機能や価格、導入効果、体制などの条件によって候補を絞り込みます。しかし、精査を進めるほど候補企業の水準はそろい、合理的な条件だけでは差をつけにくくなります。

その段階で確認されるのが、担当者の対応、提案内容、オフィスや設備、実績、歴史、企業としての姿勢です。ブランドは合理的な比較に代わるものではありません。比較を尽くしても決定的な差が見つからないときに、「この会社なら任せられる」という信頼が最後の後押しになります。

広告やWebで伝える内容と、営業・現場・導入後の対応が矛盾すれば、顧客は不信感を抱きます。自社が何を得意とし、何を大切にし、どこまで提供できるのかを明確にして、発信した約束と実際の体験を一致させることが重要です。

BtoB向けブランディング会社を選ぶ4つのポイント

BtoBの支援経験があるだけでなく、自社の購買構造への理解、施策への実装、社内の合意形成、公開後の運用まで確認すると、会社ごとの違いを見極めやすくなります。

1. 自社に近いBtoB事例があるか

業種名だけで判断せず、企業規模、商材単価、顧客の検討期間、直販・代理店、国内・グローバルといった条件まで確認します。事例ページでは、完成したデザインだけでなく、どのような課題から始まり、何を調査し、どの接点へ実装したのかを見てください。商談では、自社と購買構造が近い事例について質問すると、支援会社の理解度を判断しやすくなります。

2. 顧客の購買・承認プロセスを捉え、各接点へ実装できるか

ブランドコンセプトやVIをつくるだけでなく、意思決定に関わる「誰に、何を、どのタイミングで伝えるか」を設計できる会社を選びましょう。Web、営業資料、導入事例、提案、展示会、動画など、必要な接点への対応範囲も確認します。商談では「顧客の検討・承認プロセスをどのように整理し、各施策へ反映しますか」と質問してみてください。

3. 複数部門の合意形成と社内浸透を支援できるか

BtoBブランディングには、経営、マーケティング、営業、開発、人事など複数部門が関わります。経営層へのインタビュー、社員調査、ワークショップ、推進チームづくりなど、社内の意見を整理する方法を確認しましょう。外部向けの表現だけが先行すると、営業や現場の実態とのずれが生じやすくなります。

4. 運用と効果検証まで相談できるか

ブランドは公開時点で完成するものではありません。ガイドライン、社内の運用体制、コンテンツ制作、営業活用、広告・Webの改善、KPIの確認など、公開後の支援範囲を確認してください。継続支援を依頼しない場合でも、社内で運用できる状態まで引き継いでもらえるかが重要です。

BtoB向けブランディング支援・コンサル会社おすすめ5選《早見表》

今回は、BtoB企業への支援内容、戦略から実行までの対応範囲、社内外への展開、公開事例を確認し、特徴の異なる5社を選定しました。掲載順は順位を示すものではありません。

なお、ブランディングテクノロジー株式会社は本記事の発信元です。自社を含め、各社の公式情報を同一の観点で確認し、向いている課題が分かるよう整理しています。

早見表

会社 このような企業におすすめ
TOPPAN株式会社大手・グループ企業で、社名変更や周年、事業再編を伴う大規模な変革を進めたい企業
株式会社ベイジブランドをBtoBサイトやコンテンツへ落とし込み、商談・成約につなげたい企業
ブランディングテクノロジー株式会社自社の強みを整理し、制作や集客まで実行面をまとめて相談したい中堅・中小企業
株式会社タナベコンサルティング経営改革や営業改革とブランディングを一体で進めたい中堅・大手企業
株式会社揚羽企業ブランドと採用・組織のコミュニケーションを横断して整えたい企業

1. TOPPAN株式会社

TOPPAN株式会社

画像引用元:TOPPAN株式会社公式サイト(https://www.toppan.com/ja/joho/branding/

TOPPAN株式会社は、ブランド課題の整理や戦略策定、社内・役員の合意形成から、CI・VI、Web、映像、空間などへの展開まで支援します。公開事例には社名変更や周年、グループ再編を起点とするプロジェクトがあり、関係者が多い大規模な企業ブランド変革を進めたい企業に向いています。

設立2023年3月1日
所在地東京都台東区
公式サイトURLhttps://www.toppan.com/ja/
対応領域ブランド戦略、CI・VI、ネーミング、周年、インナーブランディング、各種コミュニケーション
事業概要情報系・生活系・エレクトロニクス系の幅広い事業基盤を持ち、ブランド領域では戦略策定からクリエイティブへの展開まで総合的に支援します。
事例傾向品川リフラの周年・CI/VI、芝浦機械の社名変更、ツクイグループのVI整備など、経営上の転機に伴うBtoB企業のブランド変革が見られます。
このような企業におすすめ大手・グループ企業で、社名変更、周年、M&A、事業再編などと連動した大規模なプロジェクトを進めたい企業

2. 株式会社ベイジ

株式会社ベイジ

画像引用元:株式会社ベイジ公式サイト(https://baigie.me/

株式会社ベイジは、BtoB企業の事業・顧客・商材特性を踏まえたブランディングとWeb制作を得意とする会社です。ユーザーインタビューやワークショップを通じて選ばれる理由を整理し、サイトやコンテンツへ実装。ブランドを見栄えだけで終わらせず、商談や成約へつなげたい企業に適しています。

設立2010年1月6日
所在地東京都目黒区
公式サイトURLhttps://baigie.me/
対応領域BtoBブランディング、BtoBサイト、コーポレートサイト、コンテンツ、Web戦略、運用支援
事業概要Webサイトの企画・制作、Webビジネスのコンサルティング、運営支援を提供し、BtoB企業のブランドとマーケティングを接続します。
事例傾向IT、製造、専門サービスなどを対象に、BtoBサイトやコーポレートサイトを中心として、事業理解と顧客視点を情報設計・コンテンツへ反映する事例が見られます。
このような企業におすすめBtoBマーケティングを踏まえてブランドを整理し、Webサイトを商談や採用に活用したい企業

3. ブランディングテクノロジー株式会社

ブランディングテクノロジー株式会社

ブランディングテクノロジー株式会社は、独自の考え方である「ブランドファースト」をもとに、中堅・中小企業のブランディングに特化した会社です。グループ業歴25年以上、約3,000社の伴走支援実績を持ち、コンサルティングから制作、広告運用、社内研修まで一気通貫で対応します。製造業、建設業、IT、人材などのBtoB支援実績も豊富で、インナーからアウターまで総合的に支援できる点が強みです。

設立2001年8月
所在地東京都渋谷区
公式サイトURLhttps://www.branding-t.co.jp/
対応領域ブランド戦略、Web、動画、ロゴ、営業ツール、広告、SEO、SNS、採用・組織支援
事業概要ブランド事業とデジタルマーケティング事業を展開し、中堅・中小企業のブランド構築から顧客獲得施策の実行まで伴走します。
事例傾向製造業、建設業、IT、人材などのBtoB企業を含め、事業承継、社名変更、採用難、営業・集客改善を契機に、理念や強みを各施策へ展開する事例があります。
このような企業におすすめ自社の強みを整理し、Web・動画・営業ツール・集客施策まで一体で実行したい中堅・中小企業

※ブランディングテクノロジー株式会社は、本記事を運営する企業です。

4. 株式会社タナベコンサルティング

株式会社タナベコンサルティング

画像引用元:株式会社タナベコンサルティング公式サイト(https://www.tanabeconsulting.co.jp/

株式会社タナベコンサルティングは、経営戦略や事業戦略とブランディングを一体で扱う経営コンサルティング会社です。ブランド価値の発見・再編集から、推進体制、KPI、インナー・アウター施策まで支援。営業・マーケティングや組織の変革も同時に進めたい企業に適しています。

創業・設立創業1957年10月16日/設立2022年4月15日
所在地東京都千代田区(東京本社)
公式サイトURLhttps://www.tanabeconsulting.co.jp/
対応領域経営・事業戦略、ブランド戦略、PR、デジタル、営業、組織、人材、インナーブランディング
事業概要経営課題を扱う総合コンサルティング会社として、戦略策定から現場での実装まで、複数領域の専門家によるチームで支援します。
事例傾向製造業を含む中堅・大手企業に対し、理念・事業戦略を起点として、ブランド、営業、デジタル、組織施策を横断する支援が見られます。
このような企業におすすめブランドだけを切り離さず、経営・事業・営業・組織の変革と一体で進めたい中堅・大手企業

5. 株式会社揚羽

株式会社揚羽

画像引用元:株式会社揚羽公式サイト(https://www.ageha.tv/

株式会社揚羽は、コーポレート、採用、インナー、サステナビリティなど複数領域のブランディングを支援します。経営者インタビューや社内外調査から企業の独自性を整理し、映像やWebを含むクリエイティブまで一気通貫で対応。企業ブランドと人・組織の発信を連動させたい企業に向いています。

設立2001年8月
所在地東京都中央区
公式サイトURLhttps://www.ageha.tv/
対応領域コーポレート、パーパス、採用、インナー、アウター、サステナビリティ、商品・サービスブランド
事業概要ブランディングに関する調査・コンサルテーションから、映像やWebなどのクリエイティブ、施策実行まで一気通貫で支援します。
事例傾向電機・機械、素材、IT、商社などを対象に、コーポレート・採用・インナーを横断し、企業の存在意義や社員の意識を可視化する事例があります。
このような企業におすすめ企業の独自性を、コーポレート、採用、インナー、映像・Webなど複数の接点へ展開したい企業

BtoBブランディング会社を絞り込むには

最適な支援会社は、自社の目的と現在地によって異なります。候補を比較する前に、最初に変えたい対象、社内で担える範囲、顧客の購買プロセス、営業現場での活用方法を整理しておきましょう。

1. 最初に解決したい課題を一つ決める

コーポレートブランド、事業・サービス、営業・マーケティング、採用・組織など、ブランディングの対象は広範囲です。すべてを一度に依頼するのではなく、現在の経営課題と最も強く結びつくテーマを決めます。目的が明確になるほど、必要な支援領域と会社の得意分野を比較しやすくなります。

2. 自社内で担う範囲と外部へ任せる範囲を決める

戦略だけが必要なのか、Webや動画などの制作も必要なのか、広告やコンテンツの運用まで任せたいのかを整理します。将来的に内製化したい場合は、ガイドラインや研修、運用体制の構築まで支援できるかも確認してください。

3. 顧客の購買プロセスで改善したい接点を確認する

認知、情報収集、比較、商談、社内承認、導入後の各段階で、誰に何を伝える必要があるのかを整理します。Webだけを変えても、営業資料や担当者の説明が旧来のままでは一貫した体験になりません。支援会社には、顧客接点全体をどのように捉えるかを確認しましょう。

4. 発信する約束と実際の体験をそろえられる会社を選ぶ

自社を実態以上によく見せる提案ではなく、何を得意とし、何を大切にし、どこまで提供できるのかを掘り下げてくれる会社が適しています。発信と実体験のずれは顧客の不信感を招き、場合によってはブランドを損ないます。魅力を伝える力だけでなく、適切に期待値を調整する視点があるかも重要です。

監修者メッセージ

BtoBの選定では、機能、価格、導入効果などの合理的な条件によって候補を絞り込みます。しかし、精査を進めるほど条件面の差は小さくなり、最後は設備、人、対応、実績、歴史などから生まれる「この会社なら任せられる」という信頼が意思決定を後押しします。

そのため、BtoBブランディングでは言葉やデザインだけでなく、企業が何を得意とし、何を大切にしているのかを明確にし、Web、営業、提案、現場、導入後まで一貫した体験を設計する必要があります。候補企業には、制作物だけでなく、顧客の購買プロセスと自社の実態をどのように理解して進めるのかを確認してみてください。

本記事の監修

ブランディングテクノロジー株式会社 経営戦略室 クリエイティブディレクター 松井 寛志

松井 寛志

ブランディングテクノロジー株式会社
経営戦略室 クリエイティブディレクター
一般社団法人 ブランド・プランナー協会 代表理事

2007年にブランディングテクノロジーに入社。制作部門でデザイナーとして年間100社以上の中小企業様の集客支援を行う。2011年~2013年にかけてスマートフォン向けWebサービスや、中小企業様向けブランディングサービスの立ち上げを経験。
2015年には企業ブランディングの資格認定を行う一般社団法人の設立に関わり、現在は代表理事として運営を行っている。2018年にはこれらの経験を活かし、自社の社名変更およびリブランディングにおけるCI構築を担当。2019年からは社内外のブランド浸透に関わり、ブランドを起点に日々発信活動を行っている。

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