中堅中小企業向けデジタルマーケティングコンサルティング会社の選び方
デジタルマーケティングコンサルティングとは、企業のオンライン集客と売上成長を、戦略設計から実行支援まで一貫して伴走する専門パートナーを指します。デジタルマーケティングの成果が伸び悩み、現在の代理店やコンサルティング会社の変更を検討している方の「自社に合うパートナーが見つからない」「提案内容と成果にギャップがある」といった課題は、選定基準の曖昧さに原因があるかもしれません。 本記事では、中堅中小企業が成果を出すために必要なパートナーの選び方、失敗しないためのポイントをご紹介します。
このような方におすすめです
- 今のデジタルマーケティング会社に成果面・対応面に不安がある
- これから新しくデジタルマーケティング会社を探したいが、選び方が分からない
- 自社の規模や体制に合う、デジタルマーケティング会社を見つけたい
- デジタルマーケティング施策を伴走してくれるパートナーの切り替えを検討している
目次
- デジタルマーケティング会社とは?
- デジタルマーケティング会社の役割
- デジタルマーケティングコンサルティング会社と代理店の違い
- 中堅中小企業向けと大企業向けコンサルティング会社の違い
- デジタルマーケティングコンサルティング会社の乗り換え検討ポイント
- よくある乗り換えのきっかけ
- まず確認したい3つの現状(成果・体制・データ)
- 失敗しがちなデジタルマーケティング会社の選び方
- ありがちな不満・トラブル例
- 中堅中小企業ならではの落とし穴
- デジタルマーケティング会社のタイプ別比較
- デジタルマーケティング会社タイプ別の特徴一覧表
- 自社に合うタイプの見極め方
- 失敗しないパートナーの選定ポイント5選
- 1. 対応範囲と専門領域は「自社の目的」と合っているか
- 2. 業界実績・規模感・フェーズの近さ
- 3. 担当コンサルタントの質とコミュニケーションスタイル
- 4. 費用感・契約形態・工数負担のバランス
- 5. KPI設計とレポート/改善提案の質
- 乗り換えを成功させる進め方
- RFP(提案依頼書)の作り方のポイント
- まとめ:会社ではなく「伴走してくれるチーム」を選ぶ
デジタルマーケティング会社とは?
デジタルマーケティング会社の役割
「デジタルマーケティング 会社」と検索すると、多くの企業が表示されますが、その役割や得意領域は会社によって大きく異なります。 一般的なデジタルマーケティング会社は、以下のような領域を支援します。
- Webサイト/LPの戦略設計・改善提案
- リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告などの広告運用
- SEO対策・オウンドメディア運用・ホワイトペーパーなどのコンテンツマーケティング
- MA・SFA/CRMを活用したリード育成・ナーチャリング
- GA4や各種ツールを用いたアクセス解析と改善提案
- マーケティング組織づくり・営業との連携といった体制構築のコンサルティング
単発の制作や広告配信だけでなく、「問い合わせ数を増やす」「受注率を上げる」などのビジネスゴールに向けて、戦略〜実行〜改善を一気通貫で支援するのが、本来のデジタルマーケティングコンサルティング会社の役割です。
デジタルマーケティングコンサルティング会社と代理店の違い
「デジタルマーケティング 代理店」という言葉もよく使われますが、イメージとしては次のように整理できます。
代理店型デジタルマーケティング会社の特徴
- 広告枠の仕入れと配信代行が中心
- 広告運用はしてくれるが、マーケティング全体の戦略や体制づくりまでは踏み込まないケースが多い
コンサルティング型デジタルマーケティング会社の特徴
- 戦略設計やKPI設計、体制・プロセス設計から伴走する
- 実行支援も行いつつ、「自社で回せる仕組みづくり(内製化)」を重視する
実務では、コンサルティングと代理店機能を両方持つ会社も増えていますが、「どこまでを自社で担い、どこからを外部に委ねたいか」を明確にすることで、必要なパートナー像が見えてきます。
中堅中小企業向けと大企業向けコンサルティング会社の違い
大企業向けデジタルマーケティングコンサルティング会社の特徴
- グローバル向けやナショナルクライアント案件
- 数億円規模の広告予算
- 大規模なDXプロジェクト
中堅中小企業向けデジタルマーケティングコンサルティング会社の特徴
- 月数十万〜数百万円規模の予算
- 限られた社内リソース(マーケティング専任が1〜2名、もしくは兼任)
- スピーディーな意思決定と実行
コンサルティング会社の知名度や規模で選定してしまうと、広告予算規模や体制が合わず、コミュニケーションにギャップが生まれる可能性もあります。 自社と同じ目線・スピード感で動いてくれる会社かどうかを選定の判断材料の一つとして置いてみましょう。
デジタルマーケティングコンサルティング会社の乗り換え検討ポイント
よくある乗り換えのきっかけ
デジタルマーケティング会社・代理店の切り替えを検討される背景には、次のような声が多くあります。
- 広告費は使っているが、「問い合わせが増えている実感」がない
- レポートは届くものの、次に何をすべきかが分かりにくい
- 担当者の変更が多く、毎回一から説明し直さなければならない
- 提案がメニュー紹介に終始し、自社のビジネス理解が浅いと感じる
こうしたストレスが積み重なり、「一度、発注先を見直そう」と考える方が多いのではないでしょうか。
まず確認したい3つの現状(成果・体制・データ)
乗り換えを検討する前に、次の3点を整理しておくと、次のパートナー選びがスムーズになります。
1. 成果の現在地
- 月間の問い合わせ件数/資料請求数
- 有効リード(質の高いリード)比率
- 商談化率・受注率・平均単価
2. 社内体制
- マーケティング担当の人数・スキル・稼働時間
- 営業との連携状況(リードのフォロー体制)
- 経営層の関与度・意思決定スピード
3. データ・ツール環境
- GA4や広告管理画面で、どこまでデータを見られているか
これらを整理しておくことで、「何を外部に委ねるべきか」「どんな会社と組むべきか」がより明確になります。
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- 社内にデジタル広告の専門知識がない
- 現在の広告代理店の提案に疑問を感じる
- セカンドオピニオンが欲しい
失敗しがちなデジタルマーケティング会社の選び方
ありがちな不満・トラブル例
中堅中小企業の決裁者・担当者へのヒアリングから見える「不満が生まれやすいポイント」は次の通りです。
- 担当者が受け身で御用聞きになっている
- 指示したことはやってくれるが、主体的な提案が少ない
- 他社事例や業界動向を踏まえた打ち手が出てこない
- レスポンスが遅く、何をしているか分からない
- 定例の前後以外では連絡がなく、不安になる
- 報告が事実ベースだけで、「だから次に何をするのか」が弱い
- 想定以上に自社工数が増える(原稿チェック・資料作成などで担当者が疲弊する)
中堅中小企業ならではの落とし穴
- 「有名な上場企業だから」「資料がきれいだから」で決めてしまう
- 自社のリソースを踏まえず、大企業向けの型をそのまま持ち込まれる
- 営業・現場の巻き込みが弱く、問い合わせやリードは増えても、受注に結び付かない
こうした失敗を防ぐには、選定段階で「自社とのフィット感」を見極めることが重要です。
デジタルマーケティング会社のタイプ別比較
自社の課題に合った会社を選ぶために、主なタイプと特徴を比較します。
デジタルマーケティング会社タイプ別の特徴一覧表
| タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 総合コンサルティング型 | 戦略から実行まで一気通貫で支援 | 全体最適が図れる。 内製化支援も可能 |
費用が比較的高めになる場合がある |
| 広告運用特化型 | リスティングやSNS広告の運用に強み | 特定媒体での成果が出やすい。 手数料が明確 |
広告以外の施策(SEOやサイト改善)が弱い |
| SEO・コンテンツ型 | 検索順位向上や記事制作に特化 | 自然検索からの流入増が見込める | 成果が出るまで時間がかかる |
| 制作・開発型 | Webサイトやアプリの制作がメイン | デザインや機能の質が高い | 公開後の集客・運用支援が弱い場合がある |
自社に合うタイプの見極め方
BtoB・高単価・提案型営業が中心の場合
- 総合コンサルティング型」または「SEO・コンテンツ型」との相性が良いです。
- 資料ダウンロード・セミナー・ナーチャリングといった、リード獲得から育成までのプロセスが重要になるためです。
BtoC・単価低〜中・意思決定が早い場合
- 「広告運用特化型」または「制作・開発型(LP制作)」との相性が良いです。
- LP最適化と広告の掛け合わせで、コンバージョン(購入・申込)の最大化を狙うスタイルが適しています。
自社のビジネスモデルを踏まえて、どのタイプの会社と組むべきかを絞り込んだうえで候補を比較することで、選定がしやすくなります。
失敗しないパートナーの選定ポイント5選
1. 対応範囲と専門領域は「自社の目的」と合っているか
最初に確認したいのは、以下の目的と、会社の得意領域が合致しているかどうかです。
- 新規問い合わせ・資料請求を増やしたい
- 営業生産性を上げたい(リードの質向上・商談化率向上)
- 採用・認知・ブランディングを強化したい
「何でもできます」ではなく、「デジタルマーケティング会社としてどこが特に強いのか」を具体的に聞くことで、ミスマッチを防げます。
2. 業界実績・規模感・フェーズの近さ
同じ「デジタルマーケティング コンサルティング」でも、得意な業界や規模は会社によって異なります。
- BtoB/BtoC
- 製造業/IT・SaaS/人材/不動産/医療・ヘルスケア など
- 年商10億〜100億クラスの中堅企業か、数百億〜の大手中心か
自社と近い業界・規模・フェーズの事例があるかは、再現性の観点からも重要です。
3. 担当コンサルタントの質とコミュニケーションスタイル
最終的な満足度は、「会社名」よりも担当コンサルタント/ディレクターの質に大きく左右されます。 打ち合わせ時には以下の点を確認しましょう。
- 自社のビジネスや商流を理解しようとしてくれているか
- 質問の質は高いか(表面的なヒアリングで終わっていないか)
- データと現場の感覚の両方から仮説を組み立てているか
- メールやチャットのレスポンスは適切か
可能であれば、提案段階から「実際の担当予定者」に同席してもらい、人柄や相性も含めて確認することをおすすめいたします。
4. 費用感・契約形態・工数負担のバランス
費用は妥当でも、自社のリソースでは回しきれない状態を避けるために、費用と工数の両面で検討することがポイントです。
- 原稿作成はどこまで会社側で行ってくれるのか
- 打ち合わせ頻度と時間
- 社内関係者の巻き込みに、どの程度の時間が必要か
5. KPI設計とレポート/改善提案の質
成果を分かりやすく共有し、PDCAを回していくためには、KPI設計とレポートの質が重要です。
- 問い合わせ件数・資料請求数・商談数・受注数など、どこまで見てくれるか
- レポートが数字の羅列だけでなく、課題と打ち手がセットで提案されているか
打ち合わせ時には、実際のレポートサンプルを見せてもらうとイメージがつきやすくなります。
乗り換えを成功させる進め方
RFP(提案依頼書)の作り方のポイント
乗り換え時こそ、簡易でも構いませんのでRFP(提案依頼書)を用意することをおすすめいたします。 盛り込むべき項目は次の通りです。
- 事業概要・商品サービスの特徴
- これまでのマーケティング・営業の取り組み
- 現在の課題(数字と感覚の両方)
- 目指したい姿(1年後・3年後の状態)
- 予算のレンジと想定スケジュール
- 社内体制(関係者と意思決定プロセス)
ここまで整理しておくことで、候補各社から比較可能な提案を受け取りやすくなり、提案内容の中身で判断できるようになります。
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打ち合わせ・コンペで必ず聞くべき質問
候補の会社に確認したい事項
- 自社と近い業界・規模の支援実績はあるか
- プロジェクト開始後、どのような進め方を想定しているか
- 想定されるリスクや、うまくいかなかった場合の打ち手は何か
- 自社側にどの程度の工数が発生する見込みか
- 営業・カスタマーサクセスとの連携を、どのような形で支援してくれるか
表面的な成功事例だけでなく、うまくいかなかったケースや、そこからの学びも聞いてみると、その会社のリアリティが分かります。
まとめ:会社ではなく「伴走してくれるチーム」を選ぶ
デジタルマーケティング会社・コンサルティング会社の選定で重要なのは、「会社の知名度や規模」ではなく、「自社の成長ストーリーに一緒に向き合ってくれる会社か」という視点です。
- 自社の現在地と目指す姿を言語化する
- そのうえで、目的・業界・規模感が合う候補を絞り込む
- 提案・打ち合わせを通じて、担当者の質と相性を見極める
このプロセスを丁寧に踏むことで、問い合わせ・商談・売上の伸びをともに喜べるパートナーと出会える確率は、確実に高まります。 デジタルマーケティング会社/代理店の切り替えは、決して小さな意思決定ではありません。だからこそ、短期的な費用や有名度だけで判断せず、中長期で事業を支えてくれる「チーム」を選ぶ視点を持っていただければ幸いです。
当社では、貴社の現状と目指したい姿をうかがったうえで、最適な進め方をご提案いたします。「まずは情報整理から手伝ってほしい」という段階でもかまいませんので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
【記事監者】デジタルマーケティング編集部
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